
ストラックアウトをやっても、狙った場所に球がいかない

ピッチャーも野手も足の使い方を体に覚えさせると、投げたときのコントロールは良くなります。
では、そのやり方を解説していきますね。
なぜ足の使い方が大切なのか
まずは、この3枚の写真を見比べてみてください。
実は共通点があります。
3枚の共通点に気付いた方はいるでしょうか?
気付かない方はもう少し考えてみてくださいね。
3枚の共通点とは?
足の使い方が同じというのが共通点です。
前側の足、軸足、それぞれ置く場所が3枚とも同じです。
そして、マウンドの土が綺麗であることから、投球のたびに毎回同じ場所に足を置いていることが分かります。
このように、足の使い方がコピーのように毎回同じだからこそ、上半身も毎回同じ動きをしやすくなります。
その結果、リリースポイントが安定してきます。
リリースポイントが安定すれば、ボールを投げたときの失敗確率が下がります。
ストラックアウトをプレイするとき、軸足が同じ場所か意識してみてください。
普段、野手をやっている方は、キャッチャーに送球するような感覚で投げてみると精度の向上につながっていきます。
実はもう1つ共通点があります
気付けた人は凄いです。
もうひとつの共通点は、前側の足の膝の場所が同じということです。
前側の足の膝が投げるたびに体の内側になったり外側になったり、ブレブレの状態だとボールにチカラが上手く伝わりません。
ぜひ、膝の場所も同じになっているかチェックしてみるといいでしょう。

上達方法を知りたくてこのページを見てくれたのに、逆に質問する形になってしまい、ちょっと面倒な思いをさせたかもしれません。
でも、目の前で起きている現象から得られる情報を今よりも多くすると、テレビで野球を観たときにプロがなぜあの動きをしているのか分かるようになってきます。
実際にあなたが試合をするとき、相手チームの対策方法も見えるようになってきます。
これをキッカケに、もっと多くの情報を練習や試合からつかんでみてください。